専門の医師が大きく分けて6つの専門分野の治療に当たっております。
冠動脈疾患は、冠動脈が狭くなったり、詰まったりすることで、胸の違和感を自覚したり、心臓そのものにダメージを負ってしまい心機能が弱ったり、生命を落としたりする病気です。代表的な病気は、狭心症、心筋梗塞です。
特に、急激に発症する急性心筋梗塞、不安定狭心症(急性冠症候群)は、突然死の代表的な原因です。緊急で対応します。
対して、慢性冠症候群(労作性狭心症、陳旧性心筋梗塞、無症候性虚血性心疾患)は十分に適応(治療を受ける妥当性があるか)を吟味した上で、薬物療法・カテーテル治療・冠動脈バイパス術をお勧めします。診断方法として、外来でも可能な心臓CT、心臓MRI、負荷心筋血流シンチグラフィ(RI)、また当院では入院が必要な心臓カテーテル検査があります。
冠動脈疾患の原因は高血圧、脂質異常、糖尿病、家族歴からなる動脈硬化であり、原因となる運動不足、栄養過多、喫煙などに対する改善については、患者さん自身の努力が必要です。
脈の乱れ、動悸を症状とする病気です。
脈が速くなる頻拍性不整脈の治療には、カテーテルアブレーションを行っており、当院での治療数は約300症例/年となっております。2021年からは、小児も対象としています。
脈が遅くなる徐脈性不整脈の治療には、ペースメーカー植込み手術を行っています。
TV-ICD(植込み型除細動器)・S-ICD(完全皮下植え込み型除細動器)・CRT(心臓再同期療法)・WCD(着用型自動除細動器)など、多様な治療を実施致します。
心不全とは心臓機能が低下した状態です。
軽症の方には、治療を行うことはもちろんですが、薬物治療、栄養指導、運動指導(心臓リハビリテーション)を集学的に行っております。
重症の方には、全国で4番目に導入された治療機器“インペラ”で救命しており、90症例以上を経験しております。
弁脈症とは弁が正しく機能せず、本来の役割を果たせなくなる病気です。
現在は、カテーテルで大動脈弁、大動脈疾患を治療できるようになりました。
当院では手術か、カテーテル治療かを当科と心臓血管外科で検討し適切な治療を患者さんに提案できる体制となっております。
末梢血管には動脈の病気と静脈の病気があります。
心臓のカテーテル治療を行った循環器内科医が心臓だけでなく血管治療も行います。
各分野のエキスパートである血管外科の医師、脳神経外科の医師と協力し治療を行います。
自身の専門に固執することなく専門科を越えて協力し合い治療を行います。
2021年春より小児循環器内科の対応を開始しました。
検診で心雑音や心電図異常を指摘されたお子さんの、精査や不整脈の加療などを行います。
子どもの心臓病は、大きく分けて2つのタイプがあります。
①心雑音などでみつかる「先天性心疾患」
②学校検診でみつかる心電図異常や動悸・意識消失などの症状を伴う「不整脈」
早期に発見することができ、適切な時期に治療を行えば、多くの子どもが安心して生活することができます。
診療時間
午前診 | 夕診 | |
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受付 | 8:00~11:30 | 16:30~19:00 |
診療 | 9:00~12:00 | 17:00~19:00 |
交通アクセスAccess
〒487-0016 愛知県春日井市高蔵寺町北2丁目52番地
電車でお越しの方
・JR中央線、高蔵寺駅で下車。北口より西へ徒歩5分
・愛知環状鉄道線、高蔵寺駅で下車。北口より西へ徒歩5分
車でお越しの方
春日井インター(国道19号線)より国道155号線を瀬戸方面に乗り換え直進
バスでお越しの方
・名鉄バス、「名古屋徳洲会総合病院」で下車。徒歩1分
・JRバス、「高蔵寺」下車。北口より西へ徒歩5分